あそびつーる

宿題や中間・期末試験の全廃をした中学校

(永久保存版ニュースβ 2019/5/9)
目的思考で、当たり前を見直し、「1.中間・期末試験」「2.宿題」などを全廃して、大胆な学びの改革を進めている中学校がある。
その東京都千代田区立麹町中学校(公立)の校長を務めるのが工藤勇一さんである。

1.中間・期末試験の全廃について

問題定義

「ある時点で切り取って評価することに意味があるのか」
一夜漬けでの学習は点数を取るのには有効だが、学習成果を持続的に維持する上では効果的とは言えない。
また、一夜漬けの「瞬間最大風速」に対して成績をつけたり、学力がついていると判断することも適切とは言えない。

テストの目的

学力の定義を図るため

代わりに行った2つのテスト

①単元テストを実施

学習のまとまり(単元)ごとに小テスト(再チャレンジも可能)

●狙い 全ての生徒が単元内容を確実に習得し、前へ進む。
(理解できていない部分を一つずつ分かるように勉強を重ねて、着実に学力を高める。)

●効果 授業で学んだことを確認、理解しきれていない部分はすぐに復習できるようになった。

②実力テストを実施

年に3回だった実力テストを5回に増やした。

●狙い 出題範囲が事前に示されないため、生徒たちの本当の学力を測る。

●効果 生徒たちはこれまで以上に自分で考え、よく勉強するようになった。

2.宿題撤廃について

問題定義

「すでに分かっている生徒にとって無駄な作業で
分からない生徒にとっては重荷になっているのではないか」

宿題の目的

自ら力をつけて学力を高める

必要なこと

自分が分からない問題を分かるようにするプロセスが必要
①分からないことを聞いたり、調べたりすること
②繰り返すことで定着させる(何度も書くなど、自分の特性にあった方法を見つけることが大切)

通知表

理解度と到達度。
関心、意欲、態度という観点別評価

あるべき姿

学習は「できない」問題を「できる」ようにするプロセスでないと意味がない。

重要なのは、学校の中で学習すべき内容を理解できるようにすること。
そして、主体的に学ぼうとする仕組みを整えること。

本来は、この目に見えない尺度に対して数字に頼らず、子供の成長や可能性を読み取るのが専門職たる教員の役割

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永久保存版ニュースβ(2019年5月8日)